こんにちは。旭ちゃんです。
秋から春にかけて収穫できるほうれん草。
夏野菜が終わってしまうと畑が寂しくなってしまうので,秋にほうれん草の種まきをしました。
ですが,青森県は豪雪地帯で,冬の間,雪が積もってしまうと家庭菜園もできません。
このほうれん草,積雪するとどうなるの?実際にやってみたのでレポートします!
省スペースの畑で,ほうれん草の種まき・収穫まで
ほうれん草の種まき
9月中旬,トマト・きゅうりを片付けたスペースに,ほうれん草の種まきをしました。
トーホク「日本ほうれん草 やまと」という品種。
区画は120×50㎝と,とても小さいスペースです。
畝に2条のすじまきをし,保湿のため不織布をかけました。
ほうれん草のトンネル支柱
10月上旬,発芽し,間引きしたあと,不織布を取り除きました。
トンネル支柱に初挑戦。
畑が狭くて歩くスペースがないので,意外と苦戦しています。
畑の空いているところから,シャベルで土を持ってきて,トンネル用の不織布の端っこを埋めていく作業をしています。
結んだ不織布の端っこは,もう面倒なので土に埋めていません。もう寒いし,虫もいないでしょ。
不織布の反対側の端っこは,結んで土に埋めてあります。
トンネル支柱は,太さ約8㎜,長さ約1200㎜,5本入りを購入。
ほうれん草の冬越し
「冬の間,ほうれん草どうしようかなぁ」と考えているうちに,雪が積もってしまいました。
12月~2月までは,畑は2mほどの積雪に埋まっています。トンネル支柱もそのままに,何の対策もしないまま,雪に埋めておきました(笑)
写真のように,雪山になってしまっています。
3月の雪解け。
トンネル支柱は雪の重みでぺちゃんこになっていましたが,ほうれん草は生きています。
トンネル支柱を直して,ほうれん草が元気になるのを待ちます…。
日の光を浴びて,ほうれん草がだんだんと息を吹き返しました!
緑の葉がぐんぐん伸びてきているのが確認されたので,雪の下でベチャベチャになって黄色く枯れている葉を,すべて取り除きました。
ほうれん草の収穫
4月上旬の様子です。
青々としていて,とってもきれいですー!
冬の間,積雪でぺちゃんこになり土に接していた部分は枯れていましたが,取り除いてサッパリしています。
春になって伸びてきた葉は,新鮮そのものです!
こんなに収穫できました!
とりあえず根は残しておいて,大きくなった葉だけ収穫しています。
引っこ抜いてなくなってしまうと寂しいので。
ほうれん草のトウ立ち
これは,トウ立ちするのでしょうか?
つぼみようなものが付いています。
つぼみが付いている茎を収穫するようにしました。
ほうれん草のトウ立ちの原因は複数ありますが,特に影響が強いのが「日照時間の長さ」です。
ほうれん草のように日が長くなると花芽分化するものを「長日植物」といいます。小学校の理科の時間に聞いたような?
トウ立ちすると株が大きくならなかったり食味が落ちてしまったりするので,収穫しておいしく食べてしまいましょう。
”日光が当たる時間が長い場所で育てるとトウが立ちやすいのはもちろん,外灯などの夜間照明が当たる場所で育てている場合もトウが立ちやすくなります。
そのため,夜間照明が当たる場所を避けて育てるのがもっとも重要なポイントとなります。ほうれん草を育てるときは外灯や玄関灯,室内から漏れる光などが当たらない場所を選んでください。”
え!そうなんだ!
街灯の真下にほうれん草があります。
まぁ,豪雪地帯では収穫できる期間がそもそも短いし,神経質になっても仕方ありません。
気にしない。
それに,もうすぐ夏野菜に移行するし!
まとめ
雪が積もる冬の間,家庭菜園ができないのは寂しいですよね。
でも,秋にほうれん草を育てておけば,雪解けの後すぐに,収穫を楽しめます。
それでは!
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